
「推し活、やめたほうがいいのかな……?」
ある日ふと、そんな感情に襲われたことはありませんか?
毎日が楽しくて、推しの一挙手一投足に一喜一憂するあの時間。
だけど、現実の生活や心のバランスが崩れたとき、
ふとよぎるのが「このままでいいのか」という迷い。
こちらでは、「推し活をやめたら、何が待っているのか?」を具体的にお伝えします。
やめた人のリアルな声、
やめたあとに感じた虚無感、そして新たな一歩をどう踏み出すか。
共感たっぷりで、あなたに寄り添いながらお届けします。
推し活を続けていると、ふと「もう無理かも」と思う瞬間がやってきます。
最も多い理由のひとつが、時間やお金のリソース不足です。
「毎月グッズや遠征費で数万円…」「生活費がギリギリ…」と悩む人は少なくありません。
また、仕事や学業との両立が難しくなったり、
リアルな人間関係とのギャップに疲れてしまったりするケースも多々あります。
さらにSNSの過熱も、やめたくなる要因のひとつです。
「応援の仕方に正解があるような空気がつらい」
「推しの発言ひとつで炎上して、見ているだけで心がすり減る」
──そんな声も、ネット上にはあふれています。
もう一つ、推し活をやめようと思う引き金になるのが、「推し自身の変化」です。
グループの脱退、結婚やスキャンダルなどの報道、
SNSでの発信内容など、推しとの「距離感」に変化が起きると、
応援していた気持ちが揺らぐことがあります。
「なんだか、前みたいにワクワクしなくなった」
「あの言動を見て、自分の中で何かが冷めた」
──そういった微妙な違和感の積み重ねが、
「やめた方がいいのかもしれない」という思考へとつながっていきます。
推し活をやめたあと、多くの人がまず直面するのが「虚無感」と「喪失感」です。
それまで日々の原動力だった推しの存在が急になくなると、
心にぽっかり穴が空いたような感覚に襲われるのは自然な反応です。
「毎日SNSで推しの情報を追っていた時間が、突然ヒマになった」
「ライブが終わったあとの“燃え尽き症候群”が日常に続いているみたい」
──推し活が生活の一部、さらには“生きる理由”だった人にとって、その喪失は小さくありません。
これは、心理学でいう「対象喪失」にあたります。
愛着を持っていた対象を失うと、人間は強い悲しみを感じ、心が不安定になるのです。
そのため、やめたこと自体に後悔はなくても、
「何かを失った感覚」がしばらく残り続ける人も少なくありません。
推し活をやめると、時間やお金に余裕が生まれることも事実です。
チケット代、グッズ代、交通費に使っていた金額が浮き、
生活に少し余裕ができたという声も多く聞かれます。
しかし同時に、
「使い道がわからなくなった」「何をしても満たされない」と戸惑う人も。
推し活という“自分だけの特別な趣味”がなくなると、
人生における「意味」や「目的」を一時的に見失うこともあるのです。
推し活をやめることで、多くの人がまず感じるのが「自分の時間が増えた」という変化です。
これまで推しの情報収集やイベント参加に費やしていた時間を、
自分のために使えるようになることで、ライフスタイルや価値観を見直すきっかけになります。
たとえば、空いた時間で新しい趣味に挑戦したり、資格の勉強を始めたりと、
「自分自身のための時間」を再構築する人が増えています。
「推し活していた頃よりも、なんとなく自己肯定感が上がった気がする」
──そんな感想を持つ人も少なくありません。
これは、自分の感情やエネルギーを「他者に向ける」から
「自分に向ける」ことへとシフトする、という大きな転換です。
その結果、「推しがいなくても、自分はちゃんと楽しく生きられる」という実感を得られることも。
推し活をやめてはじめて、自分が何に時間とお金を費やしていたか、
何を大切にしていたかに気づくこともあります。
その結果、「あの時間も、あのお金も、実は無駄じゃなかった」と肯定的に振り返る人も。
推し活が自分の人生にどう影響を与えていたのかを客観視できるようになり、
「今の自分にとって本当に必要なものは何か?」を見つめ直す機会になるのです。
また、「もう一度推し活をしたい」と思って戻ってくる人も少なくなく、
そのときには以前よりも冷静に、無理なく楽しむスタイルを確立する人が多いのも特徴です。
推し活をやめた人たちの体験談を見ていくと、
「やめてよかった」と「やっぱり寂しい」が共存していることがわかります。
【やめてよかった派の声】
「毎月の支出が減って、将来のために貯金できるようになった」
「SNS疲れから解放された。心が穏やかになった」
「自分の好きなことを改めて見つける時間ができた」
【寂しさを感じる派の声】
「テレビやSNSで推しを見ると、今でも胸がきゅっとなる」
「一緒に盛り上がっていたオタ友との関係が自然消滅した」
「推し活がなくなったら、日々の楽しみもなくなってしまったような気がする」
このように、やめた直後の感情は人それぞれですが、
多くの人が「やめたことによって、自分の気持ちや生活を深く見つめ直すことができた」と振り返っています。
ある30代の女性はこう語っています。
「最初は本当に辛くて、泣く日もありました。
でも今は、自分の人生を自分で操縦している感覚があります。推し活も楽しかったけれど、
“推しがいない自分”も悪くないって、今は思えます。」
別の20代男性は、
推し活をやめたあとで新しい趣味に出会い、資格取得を目指すようになったと言います。
「推し活があったからこそ、人間関係の距離感とか、
自分にとって大切な時間って何なのかが分かった気がします。」
その他、30代女性は、
推し活に使っていた時間の寂しさを埋めたくて、料理教室や英会話に通うように、
そこで偶然のお付き合いがはじまり、結婚することができたと嬉しい知らせも。
推し活をやめることは、けっして「すべてを失うこと」ではなく、
「自分の生活を見つめ直す機会」であり、
「新しい一歩を踏み出す準備期間」でもあるのです。
推し活をやめることは、決して「逃げ」でも「裏切り」でもありません。
それはあなたが、あなた自身の心と向き合い、次のステージに進もうとする“勇気ある選択”です。
確かに、推し活をやめた直後は、ぽっかりと穴が開いたような感覚になるかもしれません。
でも、その空白こそが、あなた自身を再発見できるチャンスなのです。
「時間が自由になった」
「お金に余裕ができた」
「本当に大切にしたいものが見えてきた」
そんな声が、やめた人たちの多くから聞こえてきます。
あなたもきっと、推し活という特別な時間を通して、たくさんの感情を知り、自分を育ててきたはずです。
その経験は、これからの人生にも確かに生きていきます。
推し活をやめたからこそ気づけた“自分らしさ”。
それを抱きしめて、また新しい楽しみや喜びに出会える日が、もうすぐそこに来ていますよ。